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2013/04/01
当行初となる「中国人民元建て送金」の実施について株式会社富山第一銀行(頭取 横田格)では、この度、弊行取引先企業の中国大連に所在する現地法人に向けて、当行初となる「中国人民元建て送金」を実施しましたのでお知らせ致します。 中国国外の企業から国内の企業に向けたクロスボーダー人民元建て決済については、平成21年7月以降、認可対象地域や取引内容、企業について段階的に規制緩和が進み、平成24年6月以降には貿易権を有するなど一定の条件を満たした中国国内の全企業との間で、円やドルによる決済とほぼ同水準で利用が可能となりました。また、このクロスボーダー人民元建て決済の導入により、中国の現地法人は人民元の両替に伴う為替リスクを回避でき、その現地法人の日本の親会社は為替リスクの集中管理が可能となりました。 今般、弊行取引先企業より「中国人民元建て送金」に関する相談があり、当部と市場金融部国際業務グループにて、人民元取扱いに関する中国関係当局の規制を調査・確認の上、人民元を取扱う行内態勢を構築し、今回の「中国人民元建て送金」の実施に至ったものです。人民元建ての取引を希望されるお客様に対して、今後とも積極的にサポートして参ります。
弊行では、中国の上海や大連、シンガポールのメガバンクで研修を終えた行員3名をビジネスソリューション部に配置し、お取引先の海外展開の支援に取り組んでいます。また、海外派遣の第二陣として、中国の上海や大連、ベトナムへ行員3名を派遣しており、「チャイナ+1」として脚光を浴びる東南アジアの進出ニーズにもお応えできる支援態勢の拡充に向け、取り組んでおります。
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